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ボロ携帯の寿命4年ほど前に購入したボロ携帯。これで撮影した日常のほんの1コマを紹介。 19/11/2009 若者自立塾2009年11月18日(水)
関わっている研究班で,今話題の「事業仕分け」の話になった。
関わっている研究班は,「若者自立塾」のプログラム評価に関する研究プロジェクト。
プログラム評価とは,おおまかに言うと次のようになる。
①プログラムが,誰のどのようなニーズを解消することを目標としているのか。
②その目標達成のためには,プログラムがどのような体制になっていれば良いか。
③その目標達成のためには,どのようなサービスをどのような流れで提供すれば良いか。
④プログラムの効果(目標達成)をどのように評価すれば良いか。
という理論を構築して,それを実証してゆくものである。
「若者自立塾」事業は,今回の事業仕分けで「廃止」となった。
その理由は,主に以下の通りであった。
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①(財)生産性本部に事業を委託していること
- 生産性本部には,天下り職員(役員)の人数が多い。
- 生産性本部への委託料に占める「手数料」の割合が高い。
②若者自立塾の費用対効果に対する疑義
- 費用をかけている割りに効果が乏しい
- 効果の評価が十分行われていない
③ニーズに応えられていない
- ニートの若者のうち0.1%しか利用していない。
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①の理由は,天下りをなくそうとしている民主党であるから,
批判の格好の標的となったことは,仕方ないかもしれない。
しかし,そうであるならば,役員報酬の見直しなどの指摘で事足りないか。
あるいは,自治体や民間への委託によっても対応できる可能性がある。
また,日本生産性本部が若者自立塾にとってどのような機能を有していたか?
機能評価を不十分に,単に「天下り」の存在だけで否定できるものだろうか?
他方,②や③の理由は,現在われわれが行っている研究の視点からすれば,
「廃止」ではなく,それらをクリアできるような取り組みを勧告すべきである。
プログラム評価の説明で書いた①~④は,まさにこの課題を克服しようと
研究班で取り組んできていることである。
文部科学省の科学研究費補助金の補助課題を見れば,
それに正に取り組んでいる研究事業があることは,自明。
現場の取り組みと共同しながらの研究事業であるのに,
その現場が事業打ち切りになっては,研究事業の先行きも危うい。
これを税金の無駄遣いと言わず,何を無駄遣いと言うのだろうか?
大きな問題は,現に利用している人がいる状況にも関わらず,
単年度の「予算」の都合で打ち切ってしまっていることである。
今日の研究会議は,そうした話題に終始した。
だからこそ,研究を何とか遂行して,効果的な
ニート・ひきこもり支援プログラムのあり方を
提唱していこうという流れになった。
現場に還元できる研究を目指すわれわれとしては,
「事業仕分け」を起爆剤にして進んでゆく必要があるだろう。
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